読解力を高める・社会に関心を持って欲しいという思いから、年長だった息子のために2018年夏から購読しています。
息子は小学生になったいまもずっと好きで読んでいます。
先日、忙しくなってきたのもあり新聞を停止するか聞いたところ、「つづける!」との返事。結果、もう少し購読することに決めました。やはり購読してよかったと思うので記事にします。

週一発行のオールカラー20ページで、月額550円です。
読売KODOMO新聞はいつから購読するべき?


読売KODOMO新聞とは
小学生向けに書かれ、読みやすく分かりやすくて楽しめるように編集されている新聞です。
カラフルで文字数もおさえられ、イラストや写真で飽きずに楽しめるように工夫されています。
興味を持ちはじめは眺めているだけでも、だんだんとふりがなつきの文章に慣れ、知らずしらずのうちに難しい語句もひょんと出てきたりしているので、自然な形でに語彙力が向上している気がします。
ほか、新聞にでてくる時事問題についてどう思うか聞いてくるようになったり、新しい科学のニュースがあればそれを伝えてくれます。
小学生でふれておいてほしいなと親が思うことは、扱ってくれています。
子供新聞全体での購読者層
たくさんの文字に触れることで、記述や・論述に強くする効果があると言われており、中学受験などお考えの家庭では、時事ニュースに効率的に触れられ、受験にも有効とされています。
- 中学受験をお考えの小学生
- 中学受験の多い東京近辺の小学生
を筆頭に売れているようです。
また学習指導要領の変更で、いま「覚える」から「考える」教育になっていっています。
そのこともあり、子供新聞の需要は高くなりつつあると言われています。


読売KODOMO新聞は、低学年から読める子供新聞
大手三社の子供新聞の中では1番、低年齢の子や活字なれしていない初心者にもいいと思います。新聞そのものに慣れ、分かりやすく、楽しく読めるということ。低学年の子どもたちにとってこの部分は重要だと思います。(ただし、こどもの個性や進み具合、相性などもあるので、一度おためししてこどもと決めるのが良さそうです。)
文字数少なく、読みやすく分かりやすく作ってある読売KODOMO新聞ですが、新聞として「読む力・考える力」などの大切な能力を伸ばす一助になってくれています。この力は学力の基盤でもある部分です。楽しんで伸ばしてほしい。
そして中学受験をお考えの方には、早い段階から慣れておくときっとこどもの力になります。
わが子の中学受験は、新聞の習慣もなく時事問題も疎くてあとのまつりとなってしましました。
中学受験だけじゃない子供新聞を読むメリット
今の日本の子供の読解力
本や新聞を読む生徒は高得点の割合が高いとデータがあります。
2018年の国際学習到達度調査では、日本の15歳の読解力が8位から15位へ順位を下げています。
その要因は、文章に触れる時間の減少によるもののようです。


「OECD生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」より
文章に身近に触れる機会として、息子が興味をもち自分ひとりでも読める子供新聞は良かったです。
読解力だけではないメリット
知識として知り、それを受験に生かす。さらに時事問題について深堀りして考えるようになると、本当の世の中が見えてくるのだと思っています。この力は、ワイドショーやテレビニュースなどで受け取る情報をそのままインプットするのではなく、ここから取捨選択し、実際はどういう意味のあることだったのかまで分かるようになってくると思います。
表面だけ受け取り知識にするのでは、今までの学習指導要領と変わりません。
情報を受け取り、いろいろな角度からの考え方を知ったり、本質を見極める力を身につけ考える力をもつことこそがこれからの時代に求められていることかと感じています。
親としては新聞から得られる語彙力や読解力や知識ももちろんですが、こちらの方が1番伸ばしてあげたい力です。
我が家全体では、新聞は購読しておりません。それは情報源としてだけなら新聞でなくて良いからです。
もっと言えばテレビニュースでもNHKでもありません。
ただ子供新聞は別だと考えています。
- 紙で週に1回届いてこどもの目につくところに置き気軽に読めるから
- 聞いて受け取るだけのニュース番組より、自分で文章を読んで情報を知ってほしいから
- 新聞やテレビというマスメディアは、どんな役割を果たしているか考えるきっかけになってほしいから
- 読みながら、その問題について話したりお互いの意見を交わすきっかけにしたいから
- 新聞やメディアの情報が最終的ではなく、自分の知見を持つことを知ってほしいから
子供新聞を比較!発行はおもに3社あります
子供新聞を出版している3社をご紹介します。(お試し購読もあり)
- 読売KODOMO新聞 月額550円(税込)
-
発行部数ナンバーワン子供新聞。(※日本ABC協会2020年1月)活字なれしていなくても低学年から親しめる工夫がちりばめられている。
週刊なので、こどもの負担にならず入りやすくなっている。 - 朝日小学生新聞 月額1,769円(税込)
-
他紙より学習コンテンツが多く、中学受験を意識したつくり。
難関中学合格者の4割が購読する。 - 毎日小学生新聞 月額1,750円(税込)
-
他紙よりニュースの量が多い。間接的な学習コンテンツが多い。
入試問題等の学習コンテンツは少ない。



うちは「読売KODOMO新聞」を年長さんから購読しました。
なれるまでは一緒に読んで楽しんで、しだいに1年生くらいからは一人で読むようになりました!
はじめての新聞で、就学前や低学年なら「読売KODOMO新聞」がいいかと思います。
週に一回届くのが待ち遠しくなります。月額税込みで550円なので、月4回届いても一回分は140円程度。
オールカラーの20ページで、新聞の内容やボリュームから言ってもとてもお得です。
読売KODOMO新聞とは具体的にどういうもの


こどもも読みやすい読売KODOMO新聞のつくり
小学生向けということで、カラフルで写真やイラスト多め、文字もルピがあり内容が簡潔なので低学年でも一人でも読めます。(親も楽しく読めます!)
購読をはじめた年長さんの頃は、よく一緒にめくって楽しんでいました。
漢字全てによみがながあるので、自然と読める漢字が増えました。結果、書けはしない漢字でも読めるようになるため、わりと難しい本でも音読できていたりして驚きました。
内容としてはとても充実していました。読売は一週間に一度なのですが、時事ニュースやこどもに知ってもらいたい教養などを楽しく読めるよう工夫されていました。
男の子でも女の子でもそれぞれに興味を持てるような特集もあります。
金額的にお財布にも優しく、実際には金額以上の価値があったと思っています。
読売KODOMO新聞のページ構成
(※読売KODOMO新聞公式サイトより)
気になる話題をピックアップ
気になる話題の解説
話題のニュースを解決
スポーツのニュース
一週間のニュースをわかりやすく解説
名探偵コナンのキャラクターが詳しい時事ワードを分かりやすく解説
47お国自慢・ならべる図鑑・ど〜ぶつ記・ワクワクWORK
プログラミング教室などの学習関連の広告がよく入っています
小学生らしいファッションのコーディネートを紹介
科学や文化など話題を掘り下げビジュアルに特集するページ
(※見開き)
科学や文化など話題を掘り下げビジュアルに特集するページ
(※見開き)
児童書の書評欄
隔週連載
隔週連載
流行の先取りを紹介
ポケモンABC
生活の中の不思議を解き明かす
中学入試の過去の問題に挑戦
日常生活でよく使うフレーズを月ごとに一つ紹介。
こどもと一緒に見ながら、フレーズを使ってみると楽しいです。


科学や文化の注目テーマを特集
こちらで過去の回のPDFも閲覧できます。
簡潔にまとめてあるけど、盛りだくさんな印象です。
読売KODOMO新聞を無料で試し読み
子供新聞は各社とも一週間「無料でお試し購読」できるようになっています。
また読売KODOMO新聞では、ネットで4回分のバックナンバーがPDFで読めるようになっています。
(https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/)
Webから簡単に申し込みできました。読売KODOMO新聞の場合は、すぐに後日地域の配達の方が届けてくれました。
一週間だけの無料期間は、過ぎればそのまま終了なります。解約手続きし忘れたなんてこともないので安心です。