上の子が小学生だったのは12年前の話なので、これを機に、きちんと国の指導要領を知っておこうと思います。
社会と理科が3年生からなのも驚きです。。。
文部科学省の学習指導要領は変わりつづけ、今回は、小学生は2020年度〜・中学生は2021年度〜・高校生は2022年度〜となっています。

私のころ英語は中学1年生からでした
日本人は文法できても話せない人が多いと言われているので、やはり学校での英語教育から見直すことに賛成です!
新学習指導要領改訂の目的
このたび改訂となった背景には、どのような意図があるのでしょうか。
国や社会に求められる人間像を見ていきたいと思います。
改訂に込められた願い
『新しい学習指導要領 小学生の保護者の方へ』パンフレットより
これからの社会が、どんなに変化して予測困難になっても、
自ら課題を見付け、自ら学び、自ら考え、判断して行動し、
それぞれに思い描く幸せを実現してほしい。
そして、明るい未来を、共に創っていきたい。
新しい「学習指導要領」には、そうした願いがこめられています。
生きる力を育み、グローバル社会にも対応できる人間ーといったとこでしょうか。
知識だけではコンピューターやAIにとって代わる時代がそこまできていると思います。
「自発的に行動し考えること」は大切ですし、親としても子に望みます。
全国どこの学校でも一定の教育水準が保てるよう、文部科学省が定めている教育課程(カリキュラム)の基準。
約10年に一度改訂され、これを基にして教科書や時間割が作られる。
社会に出てから生かせる能力の獲得ですね。
- 学びに向かう力、人間性などー学んだことを人生や社会に生かす
- 知識及び技能ー実際の社会や生活で生きて働く
- 思考力、判断力、表現力などー未知の状況にも対応する
小学生の新学習指導要領について
小学校で学ぶ教科
外国語(英語)の充実度が伺えます。
- 新設・変更された教科
-
外国語(5.6年)
外国語活動(3,4年)
特別の教科 道徳 - 従来からの教科(資質・能力を明確にし、改善)
-
国語
社会(3〜6年)
算数
理科(3〜6年)
生活(1,2年)
音楽
図画工作
家庭(5,6年)
体育
総合的な学習の時間(3〜6年)
特別活動
「特別な教科 道徳」は新設になるのですね。こちらはいかに成長したかを認め、励ます記述式の評価になるようです。特定の考え方の押し付け・評価は入試で使わないとあります。
そういえば小学生の頃から道徳の授業はあったと記憶していますが、いつのまにかなくなっていたのでしょうか。(個人的にはすごく重要視する教科です)
こどもたちの具体的な学習の進化
では実際にどのように変わるのでしょうか。
アクティブ・ラーニング(主体的・対話的な深い学び)
「何を学ぶか」プラス「どのように学ぶか」を重視。みんなと共に考え、新しい発見・豊かな発想が生む。
カリキュラム・マネジメントの確率
効果を常に検証して教育の質を向上し、学習効果を高める。教師どうしや地域とも連携する。
実際に取り組む内容
プログラミング教育は、実際にそういう思考もつきそうでいいですね。小学生からやる時代です。脳が柔軟なので効率よさそうですね。



我が家では就学前に「レゴプログラミング」やスマイルゼミの特別講座でさわりました。
保護者の働きかけがあるこどもの学力は高い傾向
保護者による働きかけがある子は学力が高い傾向があるという調査研究がありました。(平成29年度全国学力・学習状況調査を活用した専門的な課題分析に関する調査研究)
できるだけこちらを意識して、こどもと触れ合うようにします。
- 学校や友だちのこと、地域や社会の出来事など家庭での会話が多い
- テレビ・ビデオ・DVDを見る時間などのルールを決めている
- テレビゲーム(携帯電話やスマートフォンを使ったゲーム等を含む)をする時間を限定している。
- 子どもに本や新聞を読むようにすすめている。
- 子どもに最後までやり抜くことの大切さを伝えている。
- 自分の考えをしっかり伝えられるようになることを重視している。
- 地域や社会に貢献するなど人の役に立つ人間になることを重視している。
小学生ともなってくると、ゲームの時間制限など難しい一面もありますね。
我が家では、子供新聞を年長からとっています。読みやすく親が読んでも十分楽しめる内容構成です。
うちでとっている読売KODOMO新聞は、届くのも週一回なので気軽に新聞に慣れることができます。





新聞というものに触れるという点で良かったです。情報の取捨選択を同時に話しています。
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